株取引できるのは平日の月曜日から金曜日の午前9時から午後3時まで(午前11時半から12時半までの1時間はお昼休み)です。もちろん、年末年始は株取引できません。
ということは、普段株価の変動を追いかけられないサラリーマンはデイトレ(デイトレード)ができないのか?
そんなことはありません。
日中の仕事が忙しいサラリーマンだってデイトレは可能です。
なぜなら逆指値注文ができるからです。
ここで、逆指値注文を詳しく見てみます。
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逆指値注文を使えばリスクを最小限に抑えられる

逆指値注文を使えば、(通常の指値注文とは発想が逆で、)指定した株価より高くなったら「買い」、安くなったら「売る」ことができます。
この注文方法のおかげで、リスクを最小限に抑えたり、また一定の利益を確定することができるようになります。
たとえば、
直近の高値である300円まで上がったら株を買い付けようと決めているとします(株価300円で予約)。300円で買った後、損失をあらかじめ限定するために、290円で逆指値注文を出しておくのです(290円まで下がったら、自動的に売り注文が出るように予約)。
この逆指値注文があれば、予想に反して株価が下落しても、損失を最小限に抑えることができますし、また、当然のことですが、株価が下がらず320円、330円と上がっていった場合には、売り注文は発動せず、株価上昇分に対する利益が取れることになります。
おわりに
このように、逆指値注文であらかじめ「買い」と「売り」の価格を設定しておけば、すべて自動的に取引が成立するので、日中株価を追いかけられないサラリーマンでも安心してデイトレを楽しむことができます。パソコンの前で株価ボードに張り付いていなくてもいいわけです。