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このままでは閉店しかない!携帯電話ショップが窮地を脱した方法

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最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。これはイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンの言葉だ。


今日はこの言葉をある携帯ショップ併売店にあてはめて考えてみたい。レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)から抜け出し、新たなマーケットで収益を増大させた事例だ。

成熟化しきった携帯電話ショップ市場

話は20年ほど前にさかのぼる。そういや昔は駅前に携帯電話ショップ、それもいろんな電話会社(NTTドコモ、現au、現SoftBankなど)の端末を一店舗でまとめて扱う併売店がたくさんあった。5坪から10坪の小さいお店だ。


しかし今では駅前に併売店なんてほとんど見かけなくなってしまった。ほとんどのユーザーがキャリアショップ(専売店)で購入するようになったからだ。


昔は安く買うなら併売店といった風潮があったが、現在のように割賦だとか、端末代金を月々の使用料に上乗せできるようになってから、専売店との価格差がほとんどなくなってしまったのだ。こうなると併売店の経営は苦しくなってくる。


キャリアショップは広くてきれい、そしてスタッフもきちんと教育されている。どうせ買うならキャリアショップ、という流れは自然と言える。


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携帯ショップ併売店が息を吹き返した事例

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すべてはパソコン教室を併設することから始まった

ぶっちゃけた話、すべての併売店が経営破たんしたわけではない。破たんどころか大成功を収めた事例もある。


大阪のとある携帯電話販売会社は大阪市内に携帯キャリアショップを2店舗運営していたが(現在も運営中)、売上が伸び悩む郊外の併売店でパソコン教室を併設し大成功をおさめたのだ。


集客方法としては、過去に携帯電話を販売した65歳以上の顧客に対し、携帯電話の使い方やパソコンを教えるといった内容のダイレクトメールを送ったのだ。


このショップは顧客と強い信頼関係を築いていたので併設して一年足らずで200人ほどの生徒を集めることができた。

携帯ショップからITカルチャー教室への変化

このショップは携帯ショップという姿から、ITカルチャー教室という姿に変化していったのだ。この変化がなければ携帯ショップ併売店のこのお店は閉鎖していたかもしれない。


「携帯電話を買いに来るお客様」より「操作方法を聞きに来るお客様」の方が増えたことに気づき、携帯電話販売スペースを1/3縮小、携帯電話やパソコンの操作方法を教える教室を同一店舗で始めたのだ。


売上が伸び悩む携帯ショップ併売店が、時の流れの中で顧客ニーズに合わせた姿に少しずつ変化していったのだ。



変化できるものが最強!唯一生き残るのは、

変化できる者である。

おわりに

世間を見渡してみれば中小企業に限らず上場企業であってもその姿を少しずつ変化させているのが分かる。変化せず古い体質のまま生き残れるほど日本社会は甘くない。最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。ほんとそう思うよ。



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