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借金の返済に追われず、自力で稼いで会社を立て直した方法

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先日20年ほど前のメモ書きを見つけてしばらく見入ってしまった。そのメモには生きていく上で必要なお金が書いてあった。ほんといろんな記憶が蘇ってきた。今回は借金せず(借金の返済に追われず)に自力で稼いで会社を立て直した方法を少し振り返ってみたい。


メモにはなぶり書きでこう記されていた。

  • 家賃 10万円
  • 食費 6万円
  • 水道光熱費 2万円
  • 通信費 2万円
  • 保険関係 5万円
  • 合計 25万円(なにがなんでも稼ぐ!!!)



今の家計はこれとは全く違うが、当時この25万円を家に持って帰るのに必死だった。従業員の給料など諸経費を支払ったあとに、残ったお金を持って帰るのだが、なかなか25万円まで到達しなかったのだ。


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借りることを考える前に自力で稼ぐ

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結局、業務委託という形で運送会社に仕事を分けてもらい、自分の取り分は外へ出て働くことで生計を立てていた。会社は嫁に任せ、自分は外へ出て稼ぐ、夫婦二人三脚でなんとか生活していたのだ。今から思えば良い思い出だが、当時は肉体的にも精神的にもとてもきつかった。

体力があれば誰でもできる仕事を選択

この仕事は個人宅へ荷物をお届けする仕事だった。一日150個ほどは運んでいたと思う。30キロのお米を肩に担いで団地の5階まで運んだことも多々あった。朝6時半に出社して会社を出るのは早くて夜の9時半。ぶっちゃけた話、一ヶ月で体重が10キロ以上も落ちた。

一年間で300万円の貯金

会社の資金繰りをしながら、足りない分は自力で稼ぐ。新しい事業を立ち上げ軌道に乗せるには時間がかかるので、速攻で稼ぐ方法は当時これしか思いつかなかった。ちなみに、この運送関係の仕事で一ヶ月、諸経費を引いても40万円ほど稼げた。その内、10万円ほどは生活費に回したが残りはすべて貯金した。


結局一年ほどで運送関係の仕事はやめたが300万円ほどの蓄えができた。このお金は金融機関から借り入れたのでなく汗水たらして稼いだ金。ほんと大切に使った。もしこの300万円がなかったら今の自分はない。

借金に支配された経営は地獄

お金がないときは金融機関から借り入れるのではなく自力で稼ぐことが大切。借りた金より自分で稼いだ金の方が慎重に使うからだ。金融機関から借り入れ、事業がうまくいけば万々歳だが、うまくいかなければ借金だけが残る。借金に支配された経営状態から抜け出すのは至難の技だ。

自力で稼げる経営者は強い

借金の苦しみは経験せずとも誰だって予想がつく。5年後、10年後に手にできるキャッシュを、借り入れることで一瞬に手にするのではなく、利益を少しづつ積み上げる(貯金する)経営の方が時間はかかるが少々のことではぐらつかない会社になれる。

見栄え、格好なんて気にしない

会社の社長が外で働いて稼ぐなんて格好悪い。決してそんなことはない。大切な従業員を、そして大切な家族を守るために働くことは当たり前のことだ。最終的に経営が成り立てばちょっとした武勇伝にもなる(笑)

外で働くことでサラリーマンの痛みが分かる

社長になってしまうと少しずつサラリーマンの痛みが分からなくなってくる。大した社長でもないのに偉そうなことを言ったりするようになってしまう。私は外に出ることでサラリーマンの気持ちがよく分かるようになった。それ以降、従業員に対する接し方が大きく変わった。働いてくれることに心の底から感謝の念を持てるようになったのだ。


最後に「借金のない人がやっている10の習慣」という記事を紹介しておく。
借金のない人がやっている10の習慣 | お金の学校

おわりに

世の中にはお金を借り入れたり、投資してもらったりすることで大きく成長していく企業もたくさんある。私の場合はそんな能力を持ち合わせていなかったので自力で稼ぐしかなかった。今から考えるとそれで良かったと胸をなでおろしている。



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