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起業成功の第一歩は、サラリーマン的DNAを捨てること!

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起業して3年以内に、ほとんどの人がサラリーマンへ逆戻りしている。起業するのは簡単だが、継続して事業を進めていくのは本当にたいへんなことなのだ。


会社組織の一員として仕事を与えられ、一つずつ責任のあるポジションへと昇進、それにともない所得も上がっていく。所得の向上はその会社での価値を表す要因の一つだ。


しかしそれは組織の中での価値。会社を離れてしまえばその価値はゼロになる。


どんな会社にもそこに勤めている人には役割というものがある。大手企業になると自分の役割を越えたことを進めようとすると、横から邪魔されたり釘を刺されたりする。いいアイディアが浮かんだとしてもそれを封印せざるを得ない状況の下で仕事を進めていかなくてはならないのだ。


こういう環境で長年仕事を続けていると、無難な社会人というサラリーマン的DNAが芽生えてくる。これは社会人として決して悪いことではないのだが、起業を目指すものにとっては百害あって一利なしなのだ。


会社組織で重要な役割を担ってきたサラリーマンであればあるほど、起業時に自らの得意分野から派生する「大きめ」の役割を勝手に想定し、それの付加価値の最大化を図ろうとする傾向がある。実はそれ、典型的なサラリーマン的DNAなのである。


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このDNA、特に起業時には邪魔になる。本当に邪魔になるのだ。起業して事業を進めていくには、これまでの経験で培ってきた行動原理そのものを根底から変えていかなくてはならないのだ。


誤解しないでほしいのは、私は「大きめ」の役割を想定して事業を推進することが悪いと言っているわけではない。私が言いたいのは、そういった仕事ぶりでは、多くの場合起業はうまくいかないということだ。


創業時は、これまで経験したことがない問題が次から次へと起こってくる。さまざまな想定外の役割を果たしていく必要があるのだ。気合を入れて事業を推進すればするほど役割が増えていくのだ。これが起業するということであり、経営者の最初の第一歩といえる。


そしてそういった状況は経営者になる以上、永遠に続くと覚悟していた方がいい。終わりはないのだ。突然お門違いの難題が目の前に現れることだってある。そういった状況においても、論理的に物事を考え、また難題に対しても「また来たか・・・」と笑い飛ばせる心理状態へと変わらなければ、事業を続けていくのは難しいだろう。


サラリーマンを辞めて起業するときに絶対忘れてはいけないこと、それはサラリーマン的DNAを消滅させること。そして自分の役割を勝手に想定し決め付けないことだ。


ビジネスというものは成長し続けるか、消滅していくかのどちらか。「食ってちょん、まあまあ・・・」的な感覚の商いを長期間続けていられるほど日本社会は甘くない。事業というものは利益を上げることでフォーカスが定まり、そしてイノベーションが生まれてくる。そして社会貢献の見返りにキャッシュを手にできるのだ。

おわりに

創業時は落ち着いて物事を進めていくことが大切。慌てなくていい。事業は人間と同じで、少しずつ緩やかに育てていくものだ。



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