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求人しても集まらない、雇用しても続かないトラックドライバー。その理由とは?

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深刻なドライバー不足の日本。日本における物流の9割はトラックだというのにそのトラックに乗る人間がいないのだ。どこの物流系の会社もドライバーが欲しい。一日中動かさずに眠っているトラックの山。経営者にしてみればこれほど辛いことはないだろう。


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求人しても集まらない、雇用しても続かないトラックドライバー

なんでこんな状況になってしまったのか。まずは、給料が割りに合わないことだ。荷物の積み込みや現地での積み下ろし、そして運転、一日12時間ほど拘束されるのは当たり前。昼飯だってまともに食べれない。特に4t車なんて、車体が大きすぎて市内のコンビニにも駐車できず、ドリンク一本すら買うことが出来ないのだ。


次に、休みが少ないこと。基本週一回の休みしか取れない。というか、多くの物流系の会社は基本給を低く設定し、調整金というところで給料に厚みをつけている。この調整金がミソで、休みをたくさん取れば取るほど調整金が増えていかない。つまり、ゴールデンウィークなど祝日にたくさん休みを取れば取るほど合計支給額が下がってしまうのだ。


真面目に勤務しても、手取りは25〜30万円。地方ならここから5万円ほど低くなる。賞与に関しても寸志程度。年間5万円ももらえないのが現実。ちなみに、賞与が年2回で1回10万円ほどもらえる会社は、月々の給料が低く設定されている場合がほとんどだ。


こんな待遇じゃ、独身ならまだしも家庭持ちにはちょいと厳しい。嫁にもしっかり働いてもらわないと金欠で子供の養育費もでない。


昔は長距離ドライバーで家が建った時代もあったようだが、今では長距離ドライバーになっても手取り35〜45万円。自宅に帰れるのは月に2、3度で年間の所得が500万円以下。アホらしくてやってられないだろう。


現代の20代はこんな業界に見向きもしない。もっと楽して稼げる業界に飛び込むのだ。また、異業種からトラック業界に転職してきた30代、40代も、あまりの待遇の悪さに悲鳴を上げているのが現実だ。

おわりに

冒頭でトラックが日本の物流の9割と書いたが、そんな大切な業界で人手不足だなんて、この先、日本経済はどうなって行くんだろう。本当に思いやられる。



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