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働き盛りの介護職員が転職を考えるのは当然のことかもしれない

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今年の介護制度改定により通所介護を中心に事業所経営が困難になっていくと予想される中、私は将来に不安を感じる若者が介護業界から異業種へ転職する傾向が強まっていくんじゃないかと危惧している。高待遇の事業所を探して同じ介護業界で働いてくれればいいのだが、そうじゃなくまったく別の業界へ転職されてしまうと介護業界にとっては大打撃となる。


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介護職員だけでなくケアマネージャーも転職を考えている

専門職のケアマネージャーさえ転職を考えている。本当にこの介護業界は大丈夫なのか?


次の日本経済新聞の一記事を見てもらいたい。

専門職のケアマネジャーにも聞こうと、章司は神戸市で働く山下幸司さん(仮名、33)に会った。月給は20万円台後半。兵庫県の同じ年代の男性平均は31万5200円だ。「利用者にどこまで支援が必要か、身体や心理面の様々な情報を収集するなどしてケアプランを作るのが主な仕事です。今後も専門性を生かしたいのですが、今の給料で妻と2人の子どもを養うのは難しく、転職する可能性もあります」と山下さんは明かした。


まさかケアマネージャーの月給がこんなに安いとは。介護の経験を現場で積んで一生懸命勉強してこの給料じゃ転職を考えるのも当然のことです。だって何より大切なのは我が家族。家族を養っていくことを二の次にはできないのです。ケアマネージャーでこの給料ですから、介護職員はもっと苦しいはずです。


転職を考える介護職員は増加傾向にある

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賃金面だけでなく過酷な労働条件からくるストレスがピークに達し、介護そのものに嫌気がさしてしまう介護職員の数は増えている。残念ながら今後は介護業界を捨てて新しい業界で自分を試してみたいという若者は増えていくんじゃないかと思う。

賃金面の改善が急務

まずは賃金面の改善!お国は処遇改善加算を増やすことで介護職員の給与ベースアップと歌っているが、実際のところ事業所に入る介護報酬は減らされているので、月の給与は増えてもボーナスが減額される可能性は排除できない。ぶっちゃけた話、介護職員の年収が増えると言い切れる人は今の日本には誰もいない。

おわりに

介護業界に限らずどんな業界でも賃金や労働条件が悪ければ転職を考えるものです。ただ言えることは、これからガンガン稼いでやるぞ!と意気込んでいる人は(、現在の介護制度が継続されている限り)介護業界には足を踏み入れないことです。この介護業界、お金儲けではなく「介護」に生きがいを感じる人でないと続かないのです。



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