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シニア市場で成功するためには、『アクティブシニア』の正しい理解が必要不可欠

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国内の総人口は減少し、その一方で人口構成比の上でシニア世代(65歳以上)は急増しています。起業家ならこのシニアをターゲットとする事業を企画したり、実際に事業を展開した方も多いのではないでしょうか。私はこのシニア市場で成功するためには、「アクティブシニア」の正しい理解が必要不可欠と思うのです。


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シニア市場は必ずしも皆が成功している市場ではない

疑う余地なくシニア市場は超巨大市場であり、今の時代、シニア世代・高齢者市場の活性化が注力ターゲットとなるのは当然のこと。しかし、残念ながらそのシニアをターゲットとした商品が必ずしも成功しているわけではなく、逆にシニア市場で成功するのは難しいとの声まで聞く。こういった状況の中、さまざまな業界で商品のラインナップにシニア向けの商品を投入したり、生き残りをかけてシニアに特化したサービスに転換している業界もある。

シニアにターゲットを絞って生き続ける業界:パソコン教室

私の身近な業界でパソコン教室といったビジネスがある。パソコン教室は、Windows95がこの世に現れてから右肩上がりに成長してきた業界。資格取得から始まって栄えたが、今では学生や子育てが終わった主婦をターゲットとした資格取得型のパソコン教室は閑古鳥がないているケースが多い。その一方でシニア向けの余暇支援型の(趣味としての)パソコン教室は資格取得型とは違い、比較的集客も容易で、うまくいけばスタッフを2,3人雇って気持ちよく商いを進めて行ける。

アクティブシニアを正しく理解しないと失敗する

ただ、このシニア向けパソコン教室もうまくいっている教室もあれば、そうでない教室もある。こういったケースは多くの場合、「アクティブシニア」を正しく理解していない場合が多く、集客はできても長期間通ってもらうために一番大切な、生徒に対するコミュニケーション能力が不足している。

アクティブシニアを知ることが成功の近道

アクティブシニアと言えば、「元気な高齢者」といったイメージが強いと思いますが、そういった表面上のことではなく、彼らが生きてきた時代背景を正しく理解し、彼らが今の時代に何を欲しているのかを考える必要があります。


先日ネットで「アクティブシニア」についての記事を2つ見つけたのでシェアしたいと思います。

1.時代を牽引し続けるアクティブシニア

終戦直後の1947(昭和22)年から49(同24)年に生まれた全国700万人の「団塊の世代」。この層が定年を間近に控え、ビジネスシーンにも様々な影響を与えようとしている。これまで、団塊世代は、高度成長期の大量消費を経験し、様々なブームやヒット商品を生み出してきた。1960年代のアイビールックや、70年代のアンノン族、80年代のニューファミリーを形成してきたのもこの世代である。こうした世代がリタイアするのに伴い、従来の高齢者のイメージとは異なる高齢者社会が到来するとみられている。 団塊世代は、これまでの高齢者のイメージとは異なり、活動的な側面が強く、消費傾向に大きな変化を生み出している。レストランには、産地や農法にこだわるこの世代を強く意識したメニューが並び、映画館では団塊世代向けの夫婦割引きが好評を博している。また、インターネットによる株取引やパソコン、デジカメといったデジタル家電人気を牽引しているのもこの世代である。こうした団塊世代が消費する市場規模は5兆円ともいわれる。アクティブシニアとも呼ばれるこうした世代の好みをつかめるかが、今後のビジネスの成否を左右しそうだ。 一方、この世代が大量にリタイアすることで、都心のオフィス需要の低下や、情報システム分野で熟練のエンジニアが大量に不足する事態も懸念されている。シニア層の再雇用という観点からも、団塊世代は社会を大きく変革する可能性を秘めている。
(森岡英樹 金融ジャーナリスト パラゲイト・コンサルタンツシニア・リサーチ・アソシエイツ / 2008年)



2.いまどきシニアは千差万別 - 年齢よりも「変化」

1.「なじみ性」の強いシニアには「自分ゴト化」がキーワード
2.“浮気しない”シニア世代 長期的な関係構築に好機

この記事で見落としてはいけないのは、村田先生がお話されている「年齢よりも変化に目を向けよ」の箇所です。

「アクティブシニア」というと、かなりの資産があって、高額商品もよく買うといったイメージがあります。これは実はどちらも正しくない。同じ高齢者でも、あるときは高額商品を買いつつ、一方で非常につましい生活を送っている場合もあります。私がいつも言うのは、「年齢よりも変化に目を向けよ」です。


おわりに

シニア市場で成功するためには、まず「アクティブシニアの正しい理解」が必要です。



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